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2006/04/06
ガラスの種類と防犯特性。
執筆者: shigetou (2:31 pm)
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ガラスが防犯性能を左右します! ● フロート板ガラス 最も一般的で、開口部に使用される頻度が高いガラス。 しかし、短時間で破られ、防犯性は期待できません。 『熱線吸収板ガラス』、『熱線反射ガラス』、『装飾ガラス』も同様に期待できません。 ● 型板ガラス 型模様のガラスが使用され、視線を遮る機能をもったもの。 防犯性能はフロート板ガラス同様、期待できません。 ● 網入板ガラス 火災時の延焼を防止する目的で金網を封入したガラス。 しかし金網は容易に切断できるため、防犯性能はフロート板ガラスと同様、期待できません。 ● 強化ガラス フロート板ガラスを加熱・急冷して製造し、強度を高めたガラス。 割れにくく、万一割れた場合には、ガラス全面が粒状になるので、安全面での特長はあるものの、反面、防御力を失うため防犯性能は期待できません。 ● 複層ガラス 2枚のフロート板ガラスの間に中空層を設け、フロート板ガラスの約2倍の断熱性能をもったもの。 2枚のガラスを破るのに手間取ること、ガラス周辺がシールドされているためガラスの破片を取り除きにくくフロート板に比べると破りにくいものの、防犯性能は期待できるレベルではありません。 ● 合わせガラス 2枚以上のガラスを強靭な樹脂中間膜で接着して一体化したもの。 割れてもガラスの破片が飛び散らず安全面に優れています。 さらに中間膜を厚くしたり、破りにくいポリカーボネート板を挟んだりすることで、防犯性能を向上させることができます。 ● 合わせ複層ガラス 複層ガラスの片側または両側に合わせガラスを使用したもの。 断熱性能に優れているとともに、合わせガラスの中間膜を厚くしたり、破りにくいポリカーボネート板を挟んだりすることで、防犯性能を向上させることができます。 |
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